>https://www.mugendai-web.jp/archives/8462
>――がんの再発は多くの患者さんが一番不安に思う点です。それを予防できるのは驚くべき成果だと思います。

>小林 NIHはすでに人の臨床試験に入る準備を始めています。目の前にあるがんを治療するだけでなく、転移がんや再発も全てなくすというのが、私が当初から目指してきた最終ゴールでした。
>従来も「がんワクチン」はありましたが、がんの1つのたんぱく質(抗原)を体内に入れてメモリーT細胞を作るやり方です。しかし、がん細胞はそのたんぱく質を巧みにすぐ隠してしまうので、効果が継続して出なかったのです。

>それに対して今開発中の方法は、がん細胞の破壊で一斉に露出した何種類ものたんぱく質に対応するメモリーT細胞を作るので、確実に再発を予防できるのです。
>免疫の効きすぎが原因になる自己免疫疾患のような副作用が起きる心配もほぼありません。

「確実に再発を予防できる」
ここまで言い切るんだから、そりゃ期待するよね。