>>680
闘病記や経験談での成功例は大抵参考になりません。
サバイバーによるピアサポートも、医学的な助言は御法度となっているはずです(危険なので)。
なぜなら「あの売り場で宝くじを買ったら当たった」というのを参考にするのと同じなので。
むしろ失敗談のほうが役に立ちます。がんもがん治療も思わぬ不意打ちや、がん以外の失敗要因がたくさんあるからです。それを頭の片隅にでも記憶にとどめていれば、失敗しにくくなります。
患者さん自身が知識を得るのいいことですが、自分のことを一番よく知っている自分の主治医とどうやってうまくやっていくかというノウハウ習得が後回しになっていると思います。
一般的な治療法を知るのは簡単ですが、個人のがんの状況や予想される未来にどうやって適用するかは、経験度高い専門医とは比較できません。
となると、自分の主治医をどうやってうまく操るかというテクニックをもっと学習したほうが良いと感じます。