>>663
甲状腺がんも未分化がんだと膵がん並みの悪性度となりますから予後が良いとは限りません。
他のがん種であっても5年生存率は結構差がありますし、相当予後はばらつきます。
ステージIV乳がんの5年生存率4割弱、前立腺がんステージIV5年生存率6割です。


糖尿病の1型2型の比率は5対95ぐらいであるのは事実ですが、最近は2型から1型への移行もあるようです。
https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.phpid=9620

ここは学会と違い、一般的な患者層を想定した議論では無いので、質問者の前情報がないことには議論はかみ合わないと思います。
進行がんの8割は65歳以上であり、当方の受け持ちがん患者さんの9割が65歳以上です。
となると、その時点からの平均余命は結構短いものとなりますから、必ずしもステージIVのがん患者さんががん死するとは限りません。
抗がん剤治療中に大動脈瘤破裂とか心筋梗塞でなくなるケースも出てきました。
もちろん抗がん剤の副作用が絶対否定できるわけではないのですが、抗がん剤治療で長生きできるようになって出てきた現象でもあります。
そういう背景においては、治らない糖尿病と同じ考え方でもいいのではないかと説明するわけです。高齢者には結構受け入れてもらえますよ。
一方若年層でのステージIVがん患者さんの対応は難しいのは事実で、患者会に誘ってもなかなかその気になれないようです。
これも、もともとの期待していた平均余命がはるか先だったため、受け入れられないのでしょう。
インチキ免疫療法クリニックとの違いは、あちらには治療例のデータがないことでしょう。

FLASH誌・免疫療法クリニックに公開質問状
https://ameblo.jp/miyazakigkkb/entry-12421952549html