最期危篤状態が長く続いて脱水状態で熱が出て、だけどそれが死んでいく過程なのわかっていても。意識無くとも脱脂綿のお水を吸ってたり、涙が浮かんだり、周囲の会話に合わせてビクッと反応したりしているので、死と昏睡は違うのもわかって。
ずっと横で付き添って、呼吸が止まる死の瞬間まで話しかけながら横におれたのは良かったです。
今でも思い出すと無力感も思い出して悲しくて胸が苦しいですが。

在宅看取りは、患者家族のグリーフケアだけはどうしようもないです。
後日、まだ悲しみから立ち直れていない一週間程で、挨拶に行ったら、看護師さんやケアマネージャーさんが顔が変わって徳があがって良かったわね。と某宗教団体の人のよく言うという褒め言葉を笑顔でかけられてゾッとしました。