ID:36QDgJhXの危惧は実は薬を投与する側からするとよくわかるぞ。
あらかじめ「副作用がない」とか「副作用が軽微」とかいわれると、後で少しくらい
副作用が出ても、副作用の軽さという宣伝が一人歩きして、患者に過大な期待を抱かせるよな。
そこで副作用死が発生すると、即「医療ミス」ということにされかねない。
特に癌の分野においては、死んで当たり前の疾患なのに、副作用なしで治るのが当たり前と
思われちゃうと、いざとなった時無用なトラブルの元。最近は逮捕されかねないからな。
癌の治験薬は、投与する側からすると、しっかりしたエビデンスとか使用経験が固まるまでは
一か八かの薬、そういう認識を医者も患者も持ってもらいたい。
狼少年くらいの怖がりが必要だ。