『新紙幣来月発行 県内の公共交通機関の一部で対応間に合わず』(24/06/24)
来月3日に発行される新紙幣をめぐり、県内の公共交通機関の一部では、両替機や運賃箱の対応が発行日までに間に合わず、
当面、乗客が新紙幣を使う場合は運転手が両替するなどの措置をとることにしています。

20年ぶりとなる新紙幣が来月3日から発行されることに伴い、路線バスや鉄道では、券売機や両替機、
それに運賃箱について新紙幣に対応させるための交換や改修が必要となります。

某局が県内の公共交通機関に問い合わせたところ、今月21日の時点で一部の事業者が発行日までに間に合わず、
対応を急いでいることがわかりました。

このうち路線バスでは、十和田観光電鉄とJRバス東北が、バスの中に設置されている両替機や運賃箱の対応が間に合わないとしています。

また鉄道では、弘南鉄道が弘南線・大鰐線とも、車内に設置された運賃箱の対応が間に合わないということです。

間に合わない事業者は、当面は旧紙幣を使うよう乗客に周知するほか、新紙幣を使う場合には運転手が両替するなどの措置をとるということです。

一方、鉄道では、JRと青い森鉄道はすべての駅で新紙幣への対応が完了しているほか、路線バスでは、青森市営バス、八戸市営バス、
それに弘南バスなどで新紙幣への対応が完了しているということです。