三田市PRバス完成 兵庫県と東京で運行

兵庫県三田市の魅力をPRしようと、市が市民らの協力を得てデザインしたラッピング広告のバス2台が完成し、10月1日から県内と東京都で運行されている。
9月30日には同市けやき台1のイオン三田ウッディタウン店前で、県内を走るバスがお披露目された。

三田の知名度を向上させ、魅力あるまちづくりに生かそうと企画。神姫バス1台が三田−三宮間で、都営バス1台が渋谷−新橋間で、来年3月末まで運行される。

神姫バスには、子どもが伸び伸びと育つ様子を表した大樹「三田のゆめの木」が両側面にデザインされた。
小学生以下の子ども85人の手形で描いており、キャッチコピー「ゆめたくさんだ!」の文字が添えられている。

都営バスのデザインは、さんだ夢大使を務める世界的洋菓子職人の小山進さんが担当。
洋菓子の装飾に用いるペースト状の製菓材料で、有馬富士公園を散策する家族連れや三田の自然、三田牛など、三田らしさを表現した作品を制作。
写真を車体に印刷している。

市シティセールス推進課は「三田に興味を持ってもらい、観光や定住につなげたい」としている。

http://www.kobe-np.co.jp/news/sanda/201610/0009540858.shtml