大型団地の買い物弱者に朗報 移動スーパー[2017.6.14 17:55]rcc
廿日市市の団地の住民の呼びかけで、広島市のスーパーが試験的に移動販売を始めました。
住民は、常設型のスーパー誘致につなげようとしています。
ここは、廿日市市の四季が丘団地です。
広島市のスーパー広電ストアが、バス型の移動販売車で乗り入れ、買い物客を迎えました。
バスの中には、1200種類もの商品があります。
「こちら、移動販売車で購入したものを会計する場所なんですが、買い物客で長い列が出来ています」
(記者)「今までは違う団地のスーパーまで週末、息子に車で連れて行ってもらっていた」
「嬉しいです。前はここにお店があったんですがなくなって寂しく思っていましたから」
(以上 利用客)四季が丘団地にあったスーパーは、5年前に撤退。
以来、およそ6000人が住む大型団地でありながら、
住民は車やバスなどで離れた場所のスーパーに行くしかありませんでした。
現在の四季が丘団地の高齢化率は16%あまりです。
しかし、近く高齢者の仲間入りをする60歳から64歳の住民の割合が
廿日市市の平均よりも高く、将来買い物に困る人たちが増えるとみています。
「高齢者が増えてきたら、運転免許の返納もするし、いわゆる買い物弱者が増えてくる」
(四季が丘町内会連合会・藤田章会長)
危機感を持った団地の町内会の呼びかけで、週1回ながら今回の移動販売につながったのです。
「目標はお店をつくるということ。
 長続きするような店でないといけないので、今回その見通しをつけたい」
(廿日市市町内会連合会・藤田章会長)移動販売は当面3か月間の限定です。
町内会は、住民の買い物動向をデータにまとめ、
常設型のスーパーの誘致につなげたいと意気込んでいます。
> 1308のヒロデンジャー1号か