2018年10月1日実施予定の関東自動車・東野交通の経営統合後以降、
直後にカード乗車券・紙回数券を栃木ICカード(仮称)へ切り替える方針だ。
このため、関東自動車の全車両と東野交通の宇都宮地区で実施している磁気カード・東野交通の黒磯地区で実施している紙回数券は合併後以降販売停止となる公算が高くなってきた。
※販売停止以降、一定期間に限って当面旧来のカード等が利用できる措置を採る予定。

なお関東自動車の整理券発行機・運賃箱は既にバーコード整理券読取式への交換が全車完了(一部コミバスを除く)されており、ICリーダ搭載準備工事がなされている一方、
東野交通では旧来のボロ運賃箱(宇都宮地区のみカードリーダを別途搭載)・スタンプ式整理券を運用しているが、
こちらは合併直前までに最新鋭の機器に取り換えられる見通しだ。

なおJRバス関東(現在Suica非導入のうちの宇都宮地区・西那須野地区)は栃木ICカード(仮称)を導入せず、他地区と同じSuicaを導入させる方針(Suica導入後でも栃木ICカード(仮称)への後付け対応を協議中)だ。

★栃木ICカード(仮称)について
2018年度内に導入が計画されている、関東自動車・東野交通(宇都宮地区)・JRバス関東(宇都宮地区)の3社一般路線バスで利用できる磁気カード乗車券の後継(理由:システムの老朽化等)として、
関東自動車主導で同カード導入エリアの路線で利用できる予定のICカード乗車券。
元は関東自動車専用バスカードとして平成初期に導入されたもの。
将来的には、工事が着工し2022年3月までに開業予定の宇都宮ライトレール(LRT)にも同ICカードを導入する予定だ。