NO.134の写真の車両について
 この種の車両は「庄内22あ186」か「庄内22あ230」のいずれかの車両と思
われる。
 私の記憶が確かならば・・・(BY,料理の鉄人)、昭和末期〜平成初頭頃
にかけ2台納車されていたらしい。
 当時、高速バス新規路線開設が相次ぎ、バブル絶頂期であったことから
ボルボ社製のほか、比較的車高の高い大型ハイデッカー車を多く納車して
いたと思われる。
 この車両の特徴は珍しく車両中央部にトイレが設置。 
 東京・渋谷便は昭和63年、仙台便は平成元年それぞれ新規路線開設。 
 納車当初、2台とも貸切車両として運用していたがその後、酒田・鶴岡
⇔東京・渋谷間の増便車両として活躍。
 酒田・鶴岡⇔仙台間が便数増に伴う増強で既存のボルボ社製と同時に仙
台便専用車両として活躍していた。
 しかし車両の大きい割にはエンジン出力が小さく、特に山形道の笹谷峠や
月山道路といった勾配が大きい箇所ではエンジンにかかる負荷が大きいとい
う難点がある。
 結果、平成17年1月頃から「庄内22あ186」は姿を消し「庄内22あ230」は
それから1〜2年後には事実上、姿を消すに至ったとされている。