>>831

>吹き抜けは解放感だけを求めるのではない
https://architecturephoto.net/wp/wp-content/uploads/2019/03/kgh-019-kgh-2f-640x459.jpg
>約2.7m正方形に最初から解放感など必要ない
>音や空気、塔屋っぽいとこから光を落としたり程度で十分

お前の感想ではそうなのかもしれないが、世間一般の評価ではあの吹き抜けは「無駄」でしかない。
「無駄」を有用で魅力的な空間にするのが建築家の能力。この建築家はその努力を怠った。無能。

>最初、基礎立ち上がりがすごく圧迫感があると思ったが、施主がコンクリが好き以外に
>あれは回遊型住宅の構造を支える言わば背骨にような役割があると気づいた

ただの4号建物ですむところ、わざわざ混構造にするのは無駄でしかない。
無駄なことをするなら、その無駄を超える魅力があるべきだが残念ながらw
RCのコアに地震力をもたせて、木部の構造負担を軽くするという考え方もあるが、だとしたら今回の家はもっと軽やかで開放的な家になっていなければおかしい。

>この画像にあるようにこの中央吹き抜けが強い構造体として屋根や梁を支えて
>構造壁で遮ることなく回遊型住宅としての設計を支えている

もともと最上階の構造的負担は極めて小さい。
外周の耐力壁で十分もたせられる。
中央のシャフトに構造を背負わせるなら、外周はさらに開放的でなければ意味がないが、しかしこの建て込んだ土地で外周を開放的にする意味もない。
つまり、この土地で中央に構造コアを設けるという選択をすることがナンセンス。

>あと以前、1本の木材には(輸送の関係などで)長さの限界があると書いたけど
>中央吹き抜けの基礎立ち上がりを2m以上にすることで、その基礎と長めの通し柱
>を合わせた高さで強い構造体を作ることができるってのが自分の深読み

2階建の通し柱の運搬に苦労するなんて、再建築もおぼつかない悪条件の土地でなければ、ない。
3階建ならいざ知らず、2階建+塔屋なのにわざわざ高基礎にして柱長さをおさえるなんてコストバランスの悪いことするのはバカだけ。