真壁や無垢床のがメリットというより、普通の日本家屋なんですよ。これは古来から日本の風土にあうように先人の知恵なんです。それにそもそもそのような在来路線を進めてきたのが一条さんに他ならないのです。
私は昔の一条さんの家は少なくも張り物が多くても、ある程度在来住宅の路線を維持しながら、機能性をもたせたと思います。
しかしアイスマ路線は、まったく理解に苦しみます。質感もなければ、友達の家にお邪魔してもビニールクロスの匂いがつーんとして、それが新築の匂いと思っているんですよね。
申し訳ないけど、病室のような寒さを感じるですよね、あの白い部屋、白い建具、白い壁。病室のような冷たさをもって何が満足するのか知りたくなったのです。