型枠大工に限らず、建設職人の会社には、新入りに対する職場教育がなってないものが結構ある。(中には職場教育がきちんとしている会社もあるが…)
 例を挙げれば、ある型枠大工の会社は、未経験で当然仕事の出来ない新入りに対し、きちんと仕事を教えない。
 その上、「あれをやれ」と仕事を指示し、熟練工並みに仕事が上手に出来なければ、過剰の暴力を振るい、「こんなことも出来ないのか!」「作業が遅い!」と過剰の暴言を吐く。
 彼らは、自分たちの暴力行為に対して「肌で感じる」というセリフを口にする。しかし、建設業以外の業界も含め、モラルがきちんとした会社ではこんなことは許されない。
 その上、一度でも職場で他の従業員に暴力を振るった者をクビにする会社が多い。
 また、仕事を教えない件に関しては、彼らは「目で盗む」というセリフを口にするが、あれは仕事を教えるのが面倒な連中の単なる怠慢でしかない(笑)
 職場指導がきちんとした会社であれば、逆に「新入りに仕事を教えない」者は上司に怒られるのが当然である(笑)
 未経験で当然仕事の出来ない新入りを積極的に雇い、彼らに対し、親切丁寧に仕事を教え、無理をさせないというのが、社会の本来の姿である。
 こういう「新入りに仕事を教えない」「仕事が出来ない者に暴力を振るう」という旧態依然の職場指導を続けているような建設職人の会社に関しては、後継者不足になって会社が潰れても、所詮は自業自得であろう(笑)
 建設職人の会社に関して、「3K」「長時間労働で休日が少ない」といったこと以前の問題である。