池袋との刃物事件を見てると
試合がある武道や格闘技は現場で使えない危険性が見えて来る

警官の誰もが犯人の刃物を小手で打ち落とせないのは
選手が攻め合わないと原点されたり
打突打たれても有効とかそこは当てても0点といったルールが
実際の打突部位以外は食らうこと前提に駆け引きを生み出し
相打ちでも先に当たれば勝ちという捨て身戦法ありきを生み出し
実際の刃物相手だと使えず役に立たない
武道や格闘技が出来上がってしまったのだと

これは観客の前で殴り合いができるとか攻撃を避けられるとか
そういった攻撃や防御の加算ポイントで競う
試合格闘後の形式や方法が何の意味もなかった現実を示している

武術が試合を否定すると理由はそこに在ったのだ
となれば武術が目指す技術とは何か?も自ずと明らかになる