>>426
以前の教え方なんですが、私の前任者のやり方を踏襲していました。
最初に逆半身の体の転換、それから相半身の一教、四方投げ という順番です。
第一段階の体転換は相手の横に並ぶ。第二段階で転換後に横にいる相手を前方に流すように導く。
なんですけど。その第二段階で躓いちゃってるんですね。

試行錯誤しながらやってみたんですが
五級未満の初心者には体の転換や転身といった円運動の体捌きは教えない。
最初に構(フォーム)と基本技の体捌き(養神館の体変更みたいなもの)を剣を使った単独動作で教える。
その次に、上記の動きと同じ動きで出来る技を教える。
相手に合わせる合気道や相手を導く合気道じゃなく、
最初は無理矢理でもいいから自分の動いた姿がそのまま技になる自分のフォーム重視の合気道を教える。
動きは固く、真っ直ぐに、直角に、捌くようにする。
見取り稽古で見本を示す時も細かいポイントよりもフォームと足捌きだけに注意させる。
基本技の四方投げ一教は相半身じゃなく逆半身から教える。

次に初心者に教える有段者にお願いしたのが
あまり細かく教えるな。ダメ出しばっかりして稽古数を減らすような教え方はするな。
とにかく下手でもいいから数をこなすようにしろ。
どうしても細部にこだわって教えそうな人とは組ませず、ちょっと下手そうな人と組ませる。
同じことを毎週何度も繰り返す。

ちなみに合気会です。 ご参考までに。