<サムライよ!目を覚ませ!>というタイトルに釣られて動画を見た。

清掃車のおじさんが不良外国人成敗する話(殴る)と、モンドが海外でブチ切れて不良外国人を成敗した話(日本刀を首にあてる)があった。
しかし、どちらも正当防衛ではなく暴行罪だw
胸倉を掴まれた時に外すため顔を押すことすら暴行罪だからダメと言っていたはずなのにずいぶん変わったものだ。

サムライ魂を持って不良外国人になめられないようにしようと話していた.
護身術の話というより日本人としての精神論なのは分かるが、その具体例が外人を殴るのと刀を突きつけることなのだから少し心配になった。
護身術的には気迫あふれる毅然とした態度をとるべきであっても、先に殴ったり刃物を出すことではないから、例としてはどうかなと思ったのだ。
個人的にはサムライ魂より大和魂の方が好きだ(カッコいい)。

サムライ魂の詳しい説明はなかったと思うが、単に凶暴になることではないだろう。
暴力的な相手と対峙する場合、まず必要なのは闘魂だ。精神が戦えなければ戦う前から負けているし実際に戦うこともできない。

BJペンが喧嘩でKOされた話で、武道や格闘技は護身と関係ないと話していた(国際護身武道連盟の「武道」とは何なのだろう?)。
本来、闘魂や平常心といった戦いに必要な精神を身につけるために最適なのは武道であるはずだ(一般人にとって)。
ただ、武道といっても命懸けを想定したものでなければならず、スポーツ武道では困難だろう(だからこそ護身武道なのだ)。
たとえ戦わずに逃げるだけの場合であっても、戦える心技体を備えていることが護身に役立つことは誰でも分かると思う。