モンドの対刃物体術はDVD以外でも既に部分的ではあるが公開されている。
まずは、モンドの武道護身術掲示板の回答からだ。

「そうですね。遠距離の前蹴りは有効です。 襲撃者に襲われた際に武器になるようなものを持つこと(もしくは持っていなければ)が出来なければ、「素手での戦い」となります。
やはり間合いを瞬時にとって動きつつも前蹴りで相手の刃物を持った手及び手首を蹴り、刃物を落とすようにします。」
「近距離の場合は相手の手首間接(刃物を持った)を「腕・脇」で極め、同時に掌底、その後、髪・頭等掴みながら(引き込んで)同時に金的・鳩尾・顔面へと膝蹴りを入れます。」
「せむさんのおしゃった「襲撃者の手首を掴む」、に関してですが、刃物を持った相手に対する関節技として私達もそういった訓練はします。それは複雑な体の動きを訓練する、という理由ですが。」

次は、動画の公開コメ返しで話していたものだ。
正確には覚えていないが、心臓や首の動脈を両腕でがっちりとガードしておき、腕を切られたら直ぐに顔面に裏拳を入れるというものだった。

一応このような対刃物術らしいが、特に驚くような技はない。
人間のすることなので特別変わったことができるものではないだろう。
DVD購入予定の人もいるようだが、おそらく上記のものとあまり変わっていないのではないかな。

最後に腕でガードする方法についての感想だが、確かに一つのやり方であり否定はしない。
ただ、通用する相手は限られるだろう。
フィリピン武術のエクスリマ的発想の攻撃をされたら切り刻まれるだろう。
また、一撃必殺的な強力な攻撃をされたらガードだけでは防げないだろう。