離合腿や旋風脚なら上体立位のまま蹴りますが、軸足が前を向いていますよね。

あれだと威力がのりません。

軸足を外へ向けると、上体が倒れて競技の蹴り技になる人がほとんどです。

すると力が上体へ流れますから、あとは足が上がるかが要点になってしまう。

バレエダンサーのほうが蹴れる、という解釈がでてきます。

脚に(仮に)通勁していれば、蹴り技を訓練していなくても上段が回し蹴れます。

そして脚に(仮に)通勁していなければ、手から発勁もできないです。

なので蹴り技を除外している70〜80(〜)年代の文言には、勁論として違和感もおぼえる次第です。

拳術の実用は、大部分が蹴り技ですし。。