おそらく本来、柳生家ですら無いと思うね。
(たぶん、厳周の頃はそれでもローカルな流派で、
最初は内容も控えめだったんじゃないかって思う。
それが誰からも突っ込まれない事が経験から分かってきて
厳長の頃から徐々に話が大きくなっていったんじゃないかと。
宗冬の親指を砕いた話も、型での事故だったのが試合の結果に
なったり。尾張柳生家が分派でなく宗家って設定になったのも)
http://up.mugitya.com/img/Lv.1_up120247.jpg

この手のなりすましの歴史は決して特殊な事じゃない。
https://image.middle-edge.jp/medium/929a2304c03f9b62a97f9dab373099ec.jpg
https://middle-edge.jp/articles/I0000913
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B00F3FOX3W

やっかいなのは、ただの詐欺師でなく。
厳長(厳周も?)が古典が読めて(そして、おそらく書ける)。
木刀など(おそらく古美術なども)を作る技術が有った事だろう。
まさに贋作師だったんじゃないかと。
http://up.mugitya.com/img/Lv.1_up120248.jpg
口先だけの詐欺だけじゃなく
贋作まで出来るとなると、途端に話が面倒になる。
(しかも、家訓で「現物を第三者に
直接、見せられない」とかの予防線が張られるとキツい)


http://up.mugitya.com/img/Lv.1_up120249.jpg
↑の話そのものが在り得ないなら、該当の木刀が
現代にある以上、ブツは誰かがをデッチ上げたものだ。
(おそらく、厳長自身が造った物だと思う)