伝書と伝承者って
教科書と教師の関係じゃないかと思う。

ようは、あくまで学習のメインは教科書であって
教師ってのは、その補佐役なんだよね。

要領の良い子は、教師の話を聞かなくても
教科書を読んだだけで内容を身につけられる。

「伝書の意味が分からん。でも伝承者は
何でも知ってて、教えられるはずだ」ってんじゃなくて。

伝書の意味がわかりにくいなら
当然、伝承者だって読みにくいはず。
(特に文書が古語となってしまっては)

伝書の中身が大雑把にしか書いてなかったなら
そもそも、そういうもんである可能性が高い。
大雑把なのも本筋で、厳密じゃない。

「伝書より、伝承者の細かい動作のが正確だ」なんてのは
「教員免許を持ってる以上、
中学の英語教師の英語発音は完璧なはず」
みたいな発想じゃないかと。

むしろ、細かい動作の指定なんて
後付けな可能性がある。