一般的に、力を抜こうと意識すればするほど力が入りますよね。
そして抜いた状態は長く続かない。なぜなら次の動作の過程で再び力が入るから。
逆に、力を入れるポイントだけを意識する(ここ超大事)と、意識せずとも勝手に力が抜けてます。
これは熟練することで体が勝手に感覚を覚えていきます。
これこそ「身勝手の極意!」 じゃなかった「寸勁の極意」です!(故に秘伝)

そして、熟練して寸勁を自在に使えるようになると、このようになります!
1 力が一点に集中するから、打撃の威力が増す。
2 余計な力が勝手に抜けているから(ここ凄く大事)、素早く動ける。
3 体軸が安定し動作にぶれがない。技と技のつながりがスムーズに出来る
4 フェイントなども、かけやすく、かかりにくい。
5 疲れがほとんど無い。
 (老師は回族の長拳系の長い套路を打っても、息一つ乱さずケロッとしてました。)

老師曰く、十大形も四把捶も全て寸勁で動きなさい!と。これは全ての武術に言えることだが
心意六合拳においては、必ず実施しなければならない要訣である!と。
私も目指せ!老師!で頑張ってきましたが、なっかなかこの境地に辿り着けません(;;)

ここまで、以下別話

>拮抗筋を働かせないこと
これについては、私は筋肉についてあまり詳しくないので、ちょっと勉強して、
また私なりの意見を述べたいと思います。しばし御時間を。

まだまだネタは有りますが、まぁのんびりと行きましょう(vv