>>302
仰け反るという運動は、上半身と下半身が互い違いになるから生じるわけです。
上半身が押され、或いは引かれて、下半身を出して堪える。
つまり下半身に崩しが伝わっていない、そしてそれゆえに瞬間的に崩せていない事になります。
上半身を押すには(於「挙げ手」)、捕が腕を捻るのが手っ取り早く、事実幸道会系はそうしています。
 
>>303-304
仰け反るまもなく投げがきまるのは、格闘技、分けても柔道ではよくある事です。
しかしその人があらゆる局面で同様の投げをきめたり、誰を相手にしても下にならないで済む、つまり寝技が要らないという事は、現実ありません。
格闘技を少しでもかじればわかる事です。
格闘技に限らず、まともに社会に生きてれば、たとえばいち疾病の効果的な療法を考えたと言って、それが即万能薬の開発にはらないのを知っています。