柔術や剣術は腐るほど流派があっただろ。

戦前の大日本武徳会の元、嘉納治五郎のカリスマ性でほぼ一本化に成功したのが柔道。

大日本武徳会時代は統一が中途半端に終わったけど(まだ各流派の自己主張が強かったため)、
戦後の一時期GHQに禁止されたことで逆に求心力が高まって全剣連として概ねまとまったのが剣道。

空手は、昭和初期まで流派というもの自体がなかった。極論すれば、一人一流派。
武徳会に参加するには流派名が必要ということで剛柔流が流派名を名乗ったのが空手の流派のはじまり。
戦後は勝手に名乗るところが多くて収拾がつかなくなってる。

筆頭は、伝統派なら日本空手協会、フルコンは極真会館、沖縄空手は沖縄剛柔流。