>>705
北京で世に出た楊ロゼン以前の太極拳の実際なんて資料が煩雑で
何がどうだったのか分かったもんじゃないが
現在の陳家溝の研究では太極拳が太極拳になったのは陳長興の世代
長興は陳家溝に伝わっていくつもの武術の中から大きく2つの套路に纏めた
それが一路頭套拳(いわゆる老架)と二路砲推の2つ
老架が一百単八勢と、五套拳のうちの頭套十三勢・三套路・四套路・
五套路を纏めて整理したもの
砲推が二套砲推と十五洪・十五砲走拳を一つに纏めて整理した…
と言われている
ただし現在までで表に出てる研究のうち信憑性が比較的高めの部分を
それっぽくまとめただけのものなんでどれだけ本気にして良いやら…
武当山の張三派とか、まったく違う起源話を言ってるし

とりあえず老架一路のメインが頭套十三勢からいろいろ足し
砲推が五套拳の第二套と十五洪・十五砲の技を整理、らしい
あとオリジナル十三勢は楊ロゼンなど長興の弟子世代までは
平行して習ってた説が有る