棒術総合スレ [転載禁止]©2ch.net
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日本傳古武術の流派の多くで重要視されている棒術。
長物の練習から流派の基礎作りと、非常に有用性のある術であると言えます。
日本武術、沖縄古武道、中国拳法等、棒術であればどんな話題でも結構です。
棒術について語りましょう。 まず私から。
日本古武道の棒術は、棒対刀を想定している流派が多く見受けられます。
私の習う流派では棒対棒を練習するのですが、習いだしてから「棒対棒で行う流派は珍しい」という事に気が付きました。
棒対棒の形がある流派で稽古をされている方はほかにおりませんか?
また、「棒対素手」、「棒対薙刀」等、珍しい想定下の形を知っている方などおりませんか? 武田流中村派の短棒術は、型は棒対素手、試合は棒対棒でやってるね なんで対刀の想定が多いのだろうね?
考えてみたら、刀で棒に勝つのは難しいよね。 棒の前提が元々槍なのか長刀なのか、あるいは素の棒なのかで変わるわな
後は士族の棒なのか農民、町民の棒なのかでも変わるし 名折れ棒なんてよく言うけど、実際刀で動いている棒を斬るなんて可能なのだろうか? 棒とは、もともとは強力な武器。
棒と刀の使い手が遣り合えば、お互い同じレベルであるというのなら、まず間違いなく棒が勝つ。
逆に言えば、初めから棒対刀だと、棒側が多大なアドバンテージを持っているというのに、
そこで形などやる必要があるのだろうかという疑問がある。 >>8
アドバンテージのある武器だからこそ、練度を高める必要がある有るんジャマイカ? >>7
固定して同じ場所を刀で降り下ろせば、けっこう脆いと思う。
子供の頃、竹林や枯れ木や枯れ草のある野原で遊んだ木刀を
傷だらけになったんで捨てるとき小さい斧で切断したことがある。
だけど動いてる棒は難しいだろうね。
傷だらけにはなるだろうけど >>9
いや、勿論基本技の練度は高めないといけないと思うんだけど、形の必要を感じないんだよ。
少し極端な話になるけど、こっちが拳銃持ってて、相手が果物ナイフを持ってるとして、
そこで拳銃側は形を覚える必要はあるのか?
黙って撃てばいいだけじゃないか?
という感覚に近いんだよね。 >>11
でも尺の違いはあれど、棒対刀だからねえ・・・。拳銃とナイフの例えがあったけど、俺的には槍対刀の方が
その例えに近い認識なんだわ。 まあそうだね。
少々大げさな話にしたほうが分かりやすいと思ったからさ。
ただ、程度の差はあれど、やはり刀で棒に勝つのは至難の業だよ。
刀が棒に勝つ、という形であれば意味はあるとは思うんだけどさ。 楊心高木流に九鬼神流、為我流に無比無敵流
柔術流派とセットでやる棒はたいてい対剣術な気がする
柔術とセットの棒はだいたい捕り物の男業(だんぎょう)だから
ヤクザとか盗賊とか武器を持った犯罪者を相手にするせいかな?
棒対棒のところはたいてい元は槍とか長モノだった流派かな
戦場で槍の穂先が切り落とされて、て話はたまに聞く つーか昔日の侍は、あんまり棒術を好まなかったという話があるんだよね。当時の階級意識とか
差別意識があったのか・・・・ その説は俺も聞いた事があるけど、本当のところどうなんだろうね?
捕物術としての棒術なら当然下級武士がやるんだろうけど、
俺の聞いた話だと、手槍等の長物の練習として、上級武士も棒術は必須だった、という説もあるらしいよ。 骨董屋でさ、たまにあるんだけど当時使われてた棒が。それ見ると幾つか切れ込みがあるんだね。
てことは往時ではその棒で以って刀との戦闘があったんだろうね。現物が残ってる訳だから、
少なくとも刀より有利であったことは間違い無いかと。
実際動き回る棒相手に相当苦慮したんだろうねw 刃物も大概だけど、尺の違いで結果が大きく違ってくるからね。 刀より長さがあり有利だが携帯に不向きなんだよな
ピストルとライフルみたいなもんだよな だから日用品に偽装が出来る杖や半棒が有るのかも知れない あくまでも棒術スレだしなぁ
ナイフでいいとか犯罪者めいた話はスレチと思いますな 棒術で投げ技や関節技のある流派があるけど、
あれって実際有効なのかな?
近距離戦における保険的な技なんだろうけど、それなら初めから相手を近寄らせない様に技を磨けという理論は成立しないだろうか? 保険はいるだろ
MMAだって、殴って倒すのが理想だが、難しいから掴んで殴ったり投げたり寝技したりするんだろ というか現代で有用な棒術ってのは警棒くらいの長さの棒、バトン術なんだよな MMAは別に殴って倒すのが理想というわけではないよ。
その名の通り何で倒しても良いんだから、あくまで自分の得意なもので最終的に勝てれば良い。
つまり、別に組技や寝技が打撃の保険というわけではない。
対して棒術の場合は、あくまで主体は棒術でしょ?
それに対して、極め技を設定してる段階でどうなのかなと思ってさ。
いや、そういう技がある流派を非難しているわけてわはないよ。
ただ、そういう技を練習する以上に、基本の技を磨いたほうが良いんじゃないかなというのが
個人的な考えなんだよね。 さいごにあいてを取り押さえるために、関節なり投げ技があるだけじゃない?それこそ不必要に傷付けたり
せんように。 そりゃ打ち殺せればそれでいいが、棒を掴まれる懐まで入り込まれるなんてこともありえないことじゃない
そんな状況に陥ったらはいそれまでよってんじゃつまんないだろう >>29
>>30
仰っていることはよく分かる。
また貴方達が言うことは事実のうちの一つであるとも思う。
個人的な考えですまないけど、棒を掴まれるのは分かる。そしてそこからの離脱技というのも分かる。
けど、そこで懐に入られてそこからの関節技というのは、語弊を恐れずに言うと、とってつけたような技に見えるんだよね。
棒術の主体はそこではないのに、それ(関節技)をクローズアップしてしまう。
そこがどうなのかなという印象なんだ。 続き。
それだから、棒術の口伝等で離脱技や関節技(捕縛技)があるのなら理解出来るんだけど、
外部に出す(見せる)際に入り込まれての関節技を演武などで披露するというのは、
これも語弊を恐れずに言うけど「うちの流派は基本技で相手を仕留められません。」と口外しているように思えるんだよね。
これも特定の流派を貶めるために言っているのでは無く、あくまで自分の考えに過ぎないのだけどね。
だからもし俺の書き込みを見て、気分を悪くしたのなら申し訳ない。
たただ、棒術の一修行者の中にはこのような考えもあるという事を知っておいてほしくて書き込んだんだ。 仕留める、とか言ってる段階で殺人思考が先に立ってるよな
棒が表芸って流派は少ないし柔術や捕縄の補完だろ?
普通は突いて転ばして上から押さえる、叩き殺すとかしない >>31
アンタさんの発想は、有る意味示現流に近しい部分があるね。分かりやすいという意味で。
そうなると棒術はどうあるべきか? と考えるとどう考えても、職業柄町方みたいな犯罪者の武器を叩き落として、
捕縛するための道具にしか過ぎないのかも知れない。現実的には棒オンリーで対処する、何てのはあんま
想像できなくてね。 >>34
殺人思考っていうのは思い違いかな。
だって、本当に殺すつもりなら、棒じゃなくて槍でしょ。
棒である程度打ち据えたら、柔術を持って制圧するものだと思う。
だから棒術やってるところは大体総合流派なんだと思うよ。 >>35
実際そうだと思うんだ。
またここからは完全な妄想の世界だけど、
江戸時代は今みたいな「犯罪者にも人権はある」みたいな意識は低いだろうから、
物持って暴れる犯罪者は、殺す寸前まで打ち据えたと思うよ。
捕まる側だって、そこらへんは承知してるから、暴れ方も半端ないだろうし、今よりも刃物は身近な存在だっただろうしね。 竹生島流棒術何てのも単一流儀としてあるよね。
俺は割と好きなんだよね。あのスネ打ちまでできる打ち込み台が。 とは言えまだまだ容赦ない時代だと思うけどなあ。例え江戸期でも。 江戸期の人達は、犯罪者にまでは義理人情は無いよ。
義理人情っていうものの本質は、助け合いの精神だからね。
そこから外れた者に対しては、今なんて比べ物にならない程当たりがキツかった。
磔になって苦しんでる犯罪者に、町民が石を投げつけて憂さを晴らした、なんて文献が残ってるからね。 秀吉が自分の甥っ子一族を河原で皆殺して磔にした時は
余りの残酷さに見物人達からブーイングの嵐だったらしい >>38
竹生流は時折見るけど、800年続く武術として動画やホームページには紹介されてるけど、ちょっと不自然だよね。
戦場で構築された技となってるけど、打方が刀だけという所に、非常に違和感を感じる。
本当に平安の頃からの合戦技だというのなら、戦場で刀持って打ち掛かってくる者はむしろ少数だろうに、
打方が槍や薙刀、棒等も想定されて然るべきだと思うのだが。 それとも、動画やホームページで紹介してないだけで、実はあったりするのかな?
個人的には、ホームページを拝見するに、動画で技を分かりやすく紹介して興味を持ってもらおうとしていたりと、
本当にその流派を愛してるのが良く分かるので、
この流派は好きなんだけどね。 金棒とか鋲打った棒なら戦場でも使ってそうだけど
純粋な棒術ってのは殺さないための技術なんじゃないかね 江戸時代も刃物振るうバカもきちんと取り調べしなきゃいけなかったから、なるべく殺さず捕縛する必要があったんだよ
刃物振るうバカが町人といえどもいきなり切って捨ててはダメだった
きちんと取り調べした後に処罰しないと奉行所は職務怠慢と捉えられてお上からの評価が下がったりしたからな >>47
そうだね。
けど一つ挙げたいとすれば、「生け捕りにする」のと、「無傷で捕らえる」のは全くの別物だからね。
生け捕りにするには、ある程度痛め付けないといけないケースもあったと思うよ。
むしろ、今よりも死刑の基準が緩い江戸時代なら死に物狂いで抵抗するのも想像に容易いしね。
ただね、貴方の話も俺の話も、どちらがより正確なのかは判らないのが残念だね。
あまり捕物時の記録が残ってないんだよね。
もし何か文献をご存知なら教えてくれると嬉しいな。 棒で乱取り稽古してる流派ってある?
沖縄古武道では時折見るけど、柔術流派で乱取りしてろところはあんまり見かけないよね? >>51
棒術での地稽古の事なら、残念ながら存在しないのが現状ですな。ただ柔術の乱取り形態なら、
江戸期でも施行されてるけど。例えば楊心流系は割りと行われてたね。今はどうかは知らないが、
故.久保田先生の天神真楊流はあの人は柔道経験者だから、乱取りは取り入れていたね。
後は渋川流柔術が、意地稽古と称した寝技のみの乱取りを施行されている。 やっぱ中国の棍の影響?と思ったけど、そうでも無いね。琉球独自に発達したのかね? >>53
俺には琉球古武術の棒は、軽くて素早く打つって感じで、
ガシガシ叩く感じじゃないように思えるな。
どっちかってったら、琉球古武術の棒は、身体操作の為の訓練用に思えるね。 >>52
スレチだろうけど、その独自の乱取りってのに興味があるな。
どんな事をしてるんだろうね?
棒術は、やはり乱取り化は難しいかなあ?
剣道の設定してる刀と違って、棒ではちょこんと当てても意味がないしね。 面白そうなスレ発見
中国武術の梅花棍と太極棍使いが通りますよ
こっちはしなりを利用して相手の武器を弾いて打つって感じかな
あと素手素足も使えるもんはなんでも使う >>56
俺が知りうる限りだと、各柔術流儀はいろんな乱取り法を模索していたようだけどね。当身を用いてぶん投げたり、
甲冑を着用して乱取りしたり、起倒流の達人加藤右慶何て人は道場破りを壁に叩きつけて殺したようだから、かなり往時は凄絶で荒っぽい(笑) 棒術は剣道とか槍とか薙刀の地稽古の体系が整えられつつあった時代だから、必要性薄かったのかも。 >>57
中国武術の棍はしなりがあるね
日本のは堅い。杖術はどうだろう? 中国は樫じゃなく白蝋だからじゃないか? 日本には馴染みがないが、中国は槍はこれらを使用してる。
実際よくしなるらしい。 最近は硬い良い木が手に入り難いらしく、
上質の棒がめっきり減ってしまった。 >>56
武田流中村派が竹刀みたいな杖で乱捕りしてた記憶が。 三菱のビニールパイプ使い易い
安い軽いよくしなるwオススメ
これなら軍手する位で叩き合えそう 中国のも南の方は固いしならないやつだ
広くて一概に言えんな ハクロウってしなる木材が南じゃ育た無いからな
腐るし虫食うしな 杖での乱取りだと、どんなになるのかな?
動画を探してみたが見当たらないな。
そういう独自の取り組みをしてるところは良いよね。 剣道の防具では、棒術の乱取りは厳しいかな?
棒は竹刀のような素材にしたら特性が生かせないから、防具で対応するのがベストだと思える。 棒は戦場兵力で見た場合、頼りないからねえ。それだったら剣道とか槍とか柔道式乱取りに限定しておいても遜色ないのだろう。 >>69
けどほら、今の時代、刃物を持ち歩くわけにはいかないじゃん?
時代のニーズの変化でいえば、他の武器系武道よりも、
重要度は高まってると思うんだよね。 それだったら短棒術がまだベストじゃないかな。神道夢想流杖術にもあるし。
携帯にも適してるし。 現代で普段から持ち歩いて問題ない棒っぽいものって傘くらいだからな
頑丈な作りの折り畳み傘とかで短棒術がベストか ちょび髭シルクハットにダボダボズボンとパラソルステッキ護身術ってのを作ろう サバットのステッキ術とフィリピンのカリをパクりまくって護身傘術でリーマンやOLから金ふんだくるのか けど短棒は決定打に欠けるからなぁ。
打つ事よりも、突きを徹底的に磨かないと使い物にならなさそう。
上の方で話題になってたけど、関節技なんて実戦ではやってる余裕はないだろうしさ。 そりゃ打ち込みをやるしかねーな
木なりサンドバッグなりタイヤなり打ちまくってフォロースルーを磨かねえと
実際長い棒なんて今どき現実的じゃない 尺の短い武器術なんて、素手の格闘術と並行してやんないと動きの質があがらん。長尺の理に頼れないもんで。 動くものを叩いた方がいいな
18.44m離れた所から丸い物でも投げてもらおう 現代の護身術なら格闘要素はそれこそ不可欠だろうよ
戦うというより守る逃げるって意味でも 槍や長モノからの派生や柔術付随の男業系に比べると少ないのか
滅多に見ない山伏・修験者系の棒術は技術的にどんな感じだろ
ググってもパッとすぐ出てくるのは心影無双太車流とか
妙高市関山の「仮山伏の棒遣い」ぐらい
祭りで行われる棒の手では二人で組み太刀するのをよく見るけど
他にも筑波に山伏達の「金剛杖」の杖術保存会が有るっぽい その辺の流儀だと、どマイナー過ぎて稽古会さえもどこまで行われてるか疑問(苦笑) 祭り関係のやつは、天然理心流とかも
あるけど、ああいうのは実用とか実戦とか言う以前の問題だからね。護身云々のヒントにはならない。 長棒は体作りと間合いや読みの練習のためと割りきった方がいいんじゃないか? くるくる回すのは格好良いけど、もしくるくるしてる時に相手から棒を引っ叩かれたら、棒は吹っ飛ぶよね。
そこらへんはどの様に考えているのかな? >>87
え?
そうなんですか?
沖縄古武道でよくやってる、ヌンチャクみたいにくるくる回すやつですよ? >>90
吹っ飛ぶよ。
以前実験で、某沖縄古武道の人に回してもらった時に
突きの形で棒を差し出しただけで棒の回転力がそのまま乗っかる形で吹っ飛んだ。
なんでも試してみたい体質なんだよね。
それで、型の中にも時々見かけるものだから、どういう意味合いがあるのかなと思って聞いてみたんだ。 うん、単なる手を器用にする訓練です
見たらわかるでしょ? 棒をくるくる回すのは魅せるための演武?演舞?が主な目的じゃないの?
ジャグリングのスタッフのように派手に頭上や背中でくるくる回すやつだろ? マーチングに付いて歩くバトン・トワリングのと同じ技術では >>91
壁とかぶつけて落とす事あるけど・・・
まぁ剣道の試合で竹刀落とされたりもするしな >>92
もしご存知なら教えて頂きたいのだけど、手先を器用にする基礎訓練が
何故形の中に含まれているのですか?
また、この訓練をする事によって、どの様なメリットがあるのでしょうか? あれは回すのだけが目的ではない
体捌きと合わせなければ意味がない
大体使うとなると棒そのものを振り回すなんてことはしないだろ 打つ動作の延長が廻すなんだよ
当たりそうなら打ちゃいいし当たらなそうなら回せばいい >>97
>あれは回すのだけが目的ではない
>体捌きと合わせなければ意味がない
そうなると、何が目的なんですかね?
以前見た動画の説明では、相手への威嚇と牽制だと紹介していましたが。
>大体使うとなると棒そのものを振り回すなんてことはしないだろ
実際そうだと思います。
それなのに、形の中でよく見る動きなので、実戦の何を想定しての動きかなのか、
経験者の方からご意見を聞きたかったんです。 >>98
そうなると、相手に当たった際に、その反動で棒があらぬ方向に行ってしまい、却って隙を作りませんか? >>99
少なくともうちでは回す意味は威嚇でも牽制でもない
攻防の変化については相手の打ち込みや持っている武器で変わる ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています