>>125
武徳会は武芸復興のために興されたもので各部門に分かれていて、柔術部門は古流柔術諸流派が参加しているもので
その中でも共通ルールとして採用されたのは講道館柔道なんだよ
古流は技術が流派ごとに違い過ぎていてその中でも諸流派を研究し取り込み、
立ち技も寝技も(当て身技も)満遍なく練習出来流派の垣根を越えて試合出来る制度の講道館柔道が採用された
当時の日本における総合格闘技的な立場のものだった
武徳会(新しい近代武道)には柔道は大きく影響を与えていて、各部門の新しい時代の新しい名称の変更
(柔術→柔道、剣術→剣道、弓術→弓道等)や制度(段位制や道着諸々)や教育性等に
柔道の行っていた制度や概念が採用されている
武徳会の柔道(柔術)部門においても講師として採用されているのは基本的に講道館から派遣された人材がなっている
講道館とは別組織のようで講道館の西日本支部的な立場でもあり
今の講道館、国際柔道連盟、全日本柔道連盟の関係のようなもの
柔道の家元の本家の講道館、世界規模の競技を牛耳ってるのが国際柔道連盟、それに参加している立場なのが全日本柔道連盟
武徳会は講道館とは別に柔道の段位を出せる立場にいて帰属意識も持つようになって
本家の講道館ともちょっとした立場、意見の対立も持つようになった
ただ、完全に講道館と独立したものでもない組織