少林寺の茶帯が極真支部長を実戦でK.O.した事件がありましたが、

『 富樫宜資自伝 極限の空手道 』 には、空手を本で独学で学んだ白帯の富樫宜資が極真2段に

勝ったいきさつが書かれています。

「私はもちろん白帯で参加した。パンフレットには富樫宜資、20歳、 無級と紹介されてあった。

 (中略) 

結果は私の優勢勝ちであった。K.O.するといった明確な形ではないが 内容的には7対3の内容であった。

私は白帯で参加し、年上の空手修行年数が数倍ある二段の選手に 勝ったのである。

一撃必殺で圧倒的な強さで倒したというほどでもないが 白帯では十分な内容であった。」

この後、2回戦で 富樫宜資 は有名な極真のインチキ判定で判定負けした。