「富樫宜資自伝 極限の空手道」に
大山倍達が富樫宜資の挑戦から逃げたいきさつが科kれています。 ★に注目!

私は面倒な意味のないことで怒っている大山にいうべき言葉を失っていた。
突然私は面倒とばかり自分の真意を述べた。
「私は極真会には入りません。顔面や金的を打たない空手はやはり本物とは思えないのです。
大山先生は確かに強いとは思いますが、それがどれほどのものかわかりません。
私は死ぬことは全然怖くありません。言葉で教えてもらえない以上、私と戦ってください。
命懸けで戦います。私は半端は嫌いです。死に物狂いで戦います。
今すぐ立ち会ってください。」
と厳しい口調で言ったのである。大山は最初びっくりしたようだったが、私の顔をじっくり見て
 「私は昔、牛と戦って膝を痛めているんだ、残念ながら戦えないよ。」という答えであった。・・・・・・★
私はさらに厳しい内容のことを言った。日本女性の秘書と外国男性の秘書が
二人のやり取りをどうなることかと後ろで見守っていた。
私はこれ以上話してもお互い無駄であると考えて
「そうですか。いろいろありがとうございます。それでは失礼します。」
と一礼すると階段をそそくさ降りていった。
(中略)
後に 『空手バカ一代』 で私を取り上げて、
「極真空手のすばらしさに負けました。」などと全く事実と反対ことを ・・・・・・・★
誇張して書いてあったが、その時点ではもう武道空手を完成しつつある段階であったので
楽しく読むことができた。    (富樫宜資自伝 極限の空手道より抜粋)

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