自分が書いたレスの引用になりますが、ちょっとみなさんにも考えてもらいたい

>4:開祖じゃなくてその弟子やさらに孫弟子がつい最近になって型にこじつけたのが貴方が教わってる内容

このつい最近の人、仮にAさん会社員28歳独身がこじつけた内容が、とてもよく出来た技術だとします。

その人がつい最近創作したものであり、歴史でいえば3日くらいのもの。

だけど、もしこれが例えば100年前の糸州安恒が創作した技術で技の歴史も100年あったとしたら
評価は変わるのでしょうか?
歴史的な評価、という意味では変わります。伝統芸能のようなものですからね。
あるいは有名な人が作ったというブランド的な価値も発生するでしょうね。

ですが、技術的な評価でいえばどうでしょう?

現代のAさん会社員28歳独身が開発した技術も100年前の糸州が開発した技術も同質で同一のものだとします。
で、あるなら糸州が型にその技術をこじつけようが、Aさんが型に技術をこじつけようが
貴方がその型にある動作の意味として備わってる技術を練習する上で問題は無いハズなのです。まったく同じ技術なのですから。

いや、下手したらAさん会社員28歳独身の方が糸州よりも凄い技術を開発出来て、こじつけれる可能性すらあります。

みなさんは型に何を求めますか? 歴史的な価値だとか有名な先人が作った技だとか
そういう実際の殴り合いとは関係ない「権威」をお求めでしたら、確かにAさんが作った技術じゃモノ足りないですよね。

でも、そうではなくて実際の戦闘において使える技術を第一とするならば、Aさんだろうが糸州だろうが
その型にこじつけた技術は同一のものなのですから、技術的価値も一緒のハズなのです。

故に、組手で使える技術をお求めでしたら、100年前に考えられた技術だろうが
ついさっき2時間前に思いついた技術だろうが、気にすることなく胸を張って練習すればいい。

肩書や権威を欲してるのなら、糸州が作ったものじゃなきゃヤダ!とか、最近作られた技術じゃダメ!
ってのも仕方ないと思いますけどね。みなさんはどっちの人ですか?