まあ、本来なら朝茂先生に伝わるはずだったのだし、たまたまお鉢が回っただけだからねえ。
上地流は古流派としては人が多いし、海外でも盛んに練習されて組手の国際大会でも活躍してるけど
それは血筋にこだわらずに門派を広げていったからだよね。

こういっちゃ失礼だけど本当の話、今の御殿手の先生方でミドル、シニア、マスターズの組手大会や棒術試合で良い成績を出せる人はいないよ。
フルコン系のパワーやスタミナ、上地流の鍛え上げられた肉体、
松濤館の鋭く速い刻みと先を取る読み、剛柔流の重い突きと強い下肢、
型稽古ではない乱取りで打ち合う棒術を研究している流派等々に対応出来る御殿手の人はいないのが現実。
相手が空手ならまだしも総合格闘技やキックボクシングが相手だと手も足も出ないだろうね。

そりゃそうだよね。伝統だからとか秘伝技とか試合では使えない実戦技だからとか言い訳ばかりだし
下らない身内争いや名前ばかりにこだわっているのだから。
実戦技というけれど今の御殿手では、仮に試合ではない真剣勝負だとしても他流派には敵わないよ。
可能性があるとしたら、他の武道をやっていて御殿手に来た人たちだろうね。