快楽殺人という言葉がある。
人を殺して快感を覚える変質者の所業である。
それと同様に、ペットや、身近な動物を殺して快感を覚える
変質者も存在する。

大山倍達はまさにその変質者である。
十頭以上もの人に慣れた大人しい牛を殺害しただけでは飽き足らず、
他のあらゆる動物を殺す妄想に取り付かれて、おまけにその妄想を語る
本まで出している。

大山倍達は暴力団の組員だったころ、人も殺している。
大山は著作の中でこの殺人に対する懺悔の気持ちを語っているが
疑わしい。

素手で人間の生命を奪うということに対して、懺悔の念を持った人間が
その後、生命を奪うという行為を動物相手に何度も繰り返せるであろうか?

まともな人間なら、殺人の記憶がフラッシュバックして、とても動物を
素手で殺すことなどできないはずである。

これを合理的に説明できる理由はただひとつしかない。
即ち、大山倍達は殺害に快感を覚える変質者だったのである。