19世紀頃の奴隷制がまだ残っていた時代。
20世紀初頭、奴隷制は廃止されたもののカポエイラは法律で禁止されていた時代。
この頃のカポエイラは、殺し合いレベルの喧嘩にも対応出来るような、かなり実戦向けのものだったらしい。
投げ技や極め技や膝や肘の関節を粉砕する打撃技もガチで使われていたらしい。

ビンバ師が近代カポエイラのスタイルを確立して以来、そういうのとは方向性が変わったけど、
「その気になれば相手を壊せる」というエッセンスは各技の中に残されている。
今のカポエイラは別に殺し合いをすることが目的ではないので、互いに怪我しないように加減してるだけで。