やっぱりこういうことになるわな。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/364174/
無免許で操船できる「ミニボート」によるトラブルが県の海域で発生していることを受け、
県の諮問機関「福井海区漁業調整委員会」は2日、福井市内で会合を開き、免許制などの
規制を国へ求めることを決めた。5月に予定されている全国海区漁業調整委員会連合会の
総会に諮り、水産庁や国土交通省に要望する方針だ。

ミニボートは長さ3メートル未満、エンジン2馬力以下のプレジャーボートで、折りたたみ、
分割式の船体にエンジンを積んだものが多い。免許不要で講習受講義務もないうえ、航行できる海域の制限がないなど、
無秩序な状態。
このため海上のルールを知らない利用者が漁船などとトラブルを起こしているという。

 県は昨年12月、14漁協とマリーナ6カ所にアンケートを実施。回答した11漁協とマリーナ5カ所のうち、11の漁協とマリーナが同年中にトラブルがあったと回答した。
特に漁協は9漁協があったと答えた。

 内容は漁業への支障が7件、ほかの船との接触・転覆が5件、故障・漂流、密漁が各4件など。夜間に無灯火で航行、漁港の出入り口での釣り、
定置網やいけすでの船の係留などのケースがあったという。

 規制に対する要望意見では、航行できる海域を0・5カイリまでとする意見や、免許制導入、安全講習の義務づけなどがあった。

 県は昨年10月、日本海ブロックの調整委員会の会議で国への規制要望を提案し、了承を得たとしている。