>>647
スポーツカイトは「操作する」事を前提に作られているので小さい頃、お正月に揚げてた1本糸で
ただ高く揚げるだけの凧とは別物と考えた方がいいですよ。
小さめなカイトでも左右のラインは最低25mくらい出さないと上手く操れません。
ラインが短過ぎるとカイトの動きが早く、操作の動作もそれなりに早くしないといけないのですれ
なりのスキルを要し、初心者には難しいです。
逆に長過ぎるとカイトの動きは遅くなりますが操作の伝わり方も遅くなって操り難くなります。
だいたいラインの長さはカイトのサイズにもよりますが25m〜40mくらいが一般的です。

これから始める方は2本糸のフォイル型はデルタ型より空気抵抗が少なく風をはらむと飛行速度
はデルタ型よりも速くなって操作が難しいのでお勧めしません。
最初に買うなら安いからと言って小さめなカイトは買わない方が良いですよ。
小さいカイトは翼面積も小さいのでそれなりに風が無いと飛ばせないし、風があればあったで
飛ばせても小さいカイトは動きが速くて慣れるまでは操作が追いつかないと思います。
せめて1万円台のサイズが2m以上で糸と手に持つストラップが付いたセットがお勧めです。
カイトワールドならプリズムってメーカーのクワンタム(12600円)辺りが良いでしょう。

あとカイトの降ろし方ですがスポーツカイトはまず風について知る必要があります。
http://www.powerkitesports.com/practice/1.html#5
↑のリンクにカイトの飛行範囲の図がありますがウィンドエッジにカイトが行くとそれ以上進まなく
なります。
そこにカイトを持って行って徐々に高度を下げて三角の底辺を地面と水辺にして着地させるのが一番
カイトに優しい降ろし方です。
底辺を地面と水平にしないで下手に下ろすとたまに衝撃で骨組が折れる事があります。
くれぐれも三角の頭の天辺からドンっと落とさないように気をつけて下さい。
半円形中心のパワーゾーンはカイトのスピードが速くなるのでなるべく中心から外した所にカイトを
降ろせば余程勢い良く墜落させない限りは壊れる事は少ないと思います。
落ちそうになった時は慣れるまでは思わず引く動作をしてしまいますが引くとカイトは加速するので
落ちそうになったら腕を前に出すか前進すればカイトの速度が殺せるので落とした時の衝撃が軽減で
きます。

最後にカイト買われたらできれば独学で飛ばさず、経験者を探して手解きを受けて下さい。
経験者に教わる方が上達の早道になります。
どの辺にお住まいかわかれば飛ばしてる人達が居る所を教える事もできると思います。