外来生物法では海外から日本に持ち込まれた生物(国外由来の外来種)に焦点を絞り、人間の移動や物流が盛んになり始めた明治時代以降に導入されたものを中心に対応します。

外来種は意外と身近にたくさんいます。たとえば、四葉のクローバーでおなじみのシロツメクサは、牧草として外国からやってきました。
また、金魚の水草でおなじみのホテイアオイや、アメリカザリガニなども外国起源の生物です。

日本の野外に生息する外国起源の生物の数はわかっているだけでも約2000種にもなります。
明治以降、人間の移動や物流が活発になり、多くの動物や植物がペットや展示用、食用、研究などの目的で輸入されています。