ドイツに限らず高級車の世界では既にポン付けのナビという概念は無くなって久しく、特に最近ではアシスタントサービスで制御するインフォテイメントシステムを設定、クラスや車種によっては標準装備されている。近年はそれがCセグにも降りてきている。
ナビはファンクションのひとつに過ぎず、CarPlayも同じくファンクションのひとつとして使えるようになっている。但し、ナビの性能が低い上に国内での要求レベルが高く評価のよいものを聞いたことがない。
販売にボリュームメリットが見出せない車種についてはむしろ装備を簡略化にする方向。陳腐化が早いナビなどはサポートのコストも含めて見合いがあわずに設定さえされないケースは珍しくない。
CarPlayにかけられる期待が高いのはそのような背景があってのこと。しかも意外に切実だ。