>>91
そういや一つ思い出した事がある。
かなり昔、斉藤英一朗のライトノベル「ハイスピード・ジェシー」で過去話の一つに登場した
一話限りのサブヒロインが、原作では「事件解決後に笑顔で別れて以後それっきり」だったのが、
後のOVA版では「主人公の目前で死亡」という結末に改変されたんだよ。
元々その一話限りのサブヒロインはメインヒロインである合成生体のモデルとなったような立ち位置で、
主人公と別れてから二度と再会しなかったという点は原作・OVA版とも同じだが、OVA版では一段と
ドラマチックに演出してメインヒロイン誕生への説得力を高めるような意図が込められていたと思われる。

このスレの趣旨に沿って言い表すなら、「最初から敗北を約束されたサブヒロインがアニメ化により
もっと悲惨な負け方に改変された」といったところか。
つまり声優のイメージに関する安易な思惑ではなく、アニメ版ならではの演出やストーリー展開の都合で
負け方を改変されたって事。
「りゅうおうのおしごと!」の場合も、どちらかと言えばこれに近いタイプだったと言えるのでは?