立命館の近年のゲームプラン、プレーコールとそのタイミングには
疑問を感じます。前半はパス封印して後半勝負を狙ったのだとしても、
2ポゼッション差になっても尚変えない。前半のうちに同点にしておけ
れば後半の進め方も変わってきたはず。
また、自陣深い場所からのQB宇野、終盤のQB庭山によるパス選択は
結果としてターンオーバー、失点に。特に後半は関大オフェンスを徐々に
コントロールしつつあった時間帯でもあったので、RB山嵜離脱によるラン
オフェンスに不安があったのであればパントによる陣地回復が妥当な選択だった
のでは。勝敗をわけたラストドライブでは復帰間もないRB山嵜による中央突破
2連続も、3回残したTOを活用することもなかったことも不可解でした。
戦前から関大が自チーム同等以上の力を持っていることは明らかであり、
苦しい展開やここぞというときの決め打ちやスペシャルプレーの準備も
見られなかった。大きなアドバンテージとなった1ヶ月という準備期間に
何をしてきたのか?関大の力量を見誤り最終節KG戦にその時間を費やして
しまったのでは?と勘繰らざるを得ませんでした。何故?このタイミングで
そのコールを?という疑問はここ数年の関学戦でも多々見受けられ、既視感
を覚えました。