FAQ(ルール4)

Q:オンサイドキックはワンバウンドさせなければいけないの?

A:全てのキックは(フェアキャッチでなくても)相手チームにキャッチ(ノーバウンド
での捕球)をする優先権があります。
キックをキャッチ可能な相手選手がいるときにキックしたチームの選手が
・ボールに触る
・キャッチ可能な相手選手に接触する
・キャッチ可能な相手選手のボールへの進路を塞ぐ
とキックキャッチ機会の妨害の反則になり、相手チームに攻撃権が与えられます。
これらの制限はボールが地面に着く(キャッチ可能な選手がいなくなる)、または
相手選手がボールに触った後に解除されます。
フェアキャッチ・シグナルを出した場合には、ボールに触ってからボールが地面に
着くまで制限が延長されます。

このため、通常のオンサイドキックではキックチームの選手は(ボールの落下地点
周辺に相手選手がいるので)相手選手より先にノーバウンドのキックには触れません。
そこで、キックをバウンドさせるように蹴ってリカバー(バウンド後の捕球)を狙う作戦が
用いられます。

※NCAAでは直接地面に向けて蹴ったキックは、ワンバウンド目はノーバウンドと同じく
扱われます。