日大アメリカンフットボール部の橋詰功監督(58)=立命大OB=が、8月いっぱいで退任する。

 2018年5月。関学大との定期戦で起きた「危険な反則タックル問題」で揺れた名門チームの立て直しを託された橋詰監督は、公募に応じた候補者の中から選ばれ同年9月1日付で就任、東京・桜上水の練習場内にあるクラブハウスに住み指導に当たってきた。

 大学側と結んだ3年の契約期間の延長を希望したが受け入れられず、後任との引き継ぎもできないという異例の状況で「フェニックス」を去る。



 リーグ戦への出場資格停止。関東大学リーグ1部上位TOP8からの降格。そして1部下位BIG8からの出直し。

 数々の試練を乗り越え、昨シーズン3年ぶりに日大を甲子園ボウル出場に導いた橋詰監督が、教え子とフェニックスへの思いを語った。(