乾燥野菜使った非常食作り04月28日 16時59分ttps://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20190428/8030003581.html
災害に備えて、日持ちする乾燥した野菜や、近くに生えている野草を使って非常食を作る催しが、香川県まんのう町
で行われました。
この催しは、災害が起きた際に栄養がとれる食事をとることの大切さを伝えようと、野菜ソムリエや栄養士などで作る
団体が去年から始めました。
3回目の28日は、広域防災拠点として災害用の設備が整えられているまんのう町の国営讃岐まんのう公園で行われ、
参加した30人あまりが非常食づくりに挑戦しました。
このうち、乾燥させた野菜を使った料理では、大根やにんじんを味の付いた高野豆腐と一緒に袋に入れて水で戻し、
おかずを作っていました。
このほか28日は、生地にドライトマトや摘み取った野草を混ぜて焼き上げたパンケーキや、野草やわかめのみそ汁
など11品を作り、味や出来栄えを確かめていました。
参加した高校2年生の女子は「袋に食材を入れて混ぜるのは難しかったけど、衛生的にもいいと思いました」
と話していました。
講師を務めた野菜ソムリエの角田真理子さんは「いざというときに少しでも栄養がとれる食事が作れるよう、
ふだんから練習してほしい」と話していました。