東北中央道周辺 集客が課題

NHKは東北中央自動車道の福島市と米沢市を結ぶ区間の周辺にある観光施設に、大型連休の9日間の
集客状況を取材しました。

先月20日にオープンした「道の駅米沢」は9日間で9万5000人余りが訪れていました。
これは去年1年間に米沢市を訪れた観光客全体の4%にあたります。

一方、米沢市と高畠町の4つの施設を利用した人は5万8000人余りで、去年に比べ博物館の「伝国の杜」が
26%減るなど、全体で19%減りました。

福島市でも飯坂温泉の中心部にある「旧堀切邸」が4%、レストランなどを備えた公園の「四季の里」が13%、
いずれも去年より減りました。

国土交通省によりますと、週末の観光客などを中心に、両県を行き来する人は開通前と比べ増え、各施設でも
ほかの県のナンバーの車が増えたとしています。

開通をきっかけに人の流れが変わる中で、観光客を取り込む対策が各施設の課題となっています。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20180510/6050001033.html