高松道 全線で4車線に03月08日 18時26分ttps://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20190308/8030003219.html
高松自動車道は高松市から徳島県鳴門市にかけてのおよそ51キロの区間で7年前から進められてきた4車線化の
工事が完了し、全ての区間が4車線となりました。
西日本高速道路四国支社は渋滞の緩和や事故の防止を目的に、多くの区間が対面通行だった高松自動車道の
高松市と三木町の境から鳴門市の鳴門ICまでの51.8キロの区間を片側2車線にする工事をおよそ760億円をかけて
進めてきました。
8日午後3時、最後まで残っていたさぬき市の津田東ICと東かがわ市の白鳥大内ICの間で路面標示を書き換える
工事が終わり、工事の開始からおよそ6年10か月たって全区間が片側2車線となり、4車線化が完了しました。
4車線化が完了した51.8キロの区間では最高速度が時速70キロから、▼津田東ICよりも西側が時速80キロ、
▼津田東ICよりも東側が時速100キロにそれぞれ引き上げられ、西日本高速道路四国支社はこの区間の通行に
かかる時間は対面通行だったころと比べて11分短縮されると見込んでいます。
この工事は平成21年8月に国土交通省が事業の許可を出しましたが、その後、当時の民主党政権のもとで平成24年
まで事業が凍結されるなど紆余曲折もありました。
今回4車線化が完了したことで高松自動車道は124.2キロの前線が4車線となります。