徳島道 脇町〜美馬4車線化急ぐ03月08日 15時28分ttps://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20190308/8020004179.html
高速道路の防災対策を強化するため国土交通省は、暫定的に2車線で先行して開通している区間のうち、土砂災害の
危険性が高い徳島県の区間など全国の16か所で4車線化を急ぐことになりました。
全国の高速道路には4車線化を前提に暫定的に対面通行の2車線で先行して開通している区間が多くありますが、
去年の西日本豪雨では2車線の区間で土砂崩れによる通行止めが長期化するケースが相次ぎました。
このため国土交通省は土砂崩れが発生しても一部の車線を使って早期に通行できるよう、2車線の区間のうち
土砂崩れの危険性が高い全国の16か所で4車線化を急ぐことになりました。
四国で対象となるのは、▼徳島自動車道の脇町ICと美馬ICの区間、▼松山自動車道の内子五十崎ICと大洲ICの区間です。
4車線化にかかる4400億円の事業費は、国が資金を供給する「財政投融資」という仕組みを活用する方針で、
国土交通省では今月中にも有識者による委員会で対象とする区間を正式に決めることにしています。