東北地方太平洋沖地震とそれに伴う巨大津波の前に都市はあまりに無力であった。
復興を期に、あらゆる災害に対応でき且つ環境に負荷をかけない新しい都市を作り上げ無くてはならない。
さらに経済的にも効率的な計画として、ドーム都市の可能性を模索したい。

直径1kmのドーム内に都市を形成するが、メリットとして以下の点が挙げられる。

・巨大な津波がきても50m以上あるドームの外壁が海水の浸入を防ぐ。
・厳しい冬でも、内部は春の陽気を維持できる。
・農作物は1年を通して生産可能。
・放射能も概ね遮断できる環境を維持できる。
・ドーム都市計画で培った技術を輸出して計画資金回収の可能性がある。