北京、「1環状路7放射路」道路網を来年着工
http://www.pekinshuho.com/sh/txt/2008-09/27/content_154777.htm

北京市人民代表大会(人大)常務委員会は25日、吉林・常務副市長の「『生態保護発展区産業発展政策、
環境友好型都市建設』議案処理状況に関する報告」の聴取を行った。同「報告」によると、北京市中心部
と郊外を結ぶ「1環状路7放射路」道路網の建設が来年にも正式に着工される。

吉林副市長は同「報告」の中で、「1環状路・7放射路・マルチネットワーク」をテーマとした道路網建設を
今後加速するとしている。

上記道路網建設計画のうち、「1環状路」は門頭溝、平谷、懐柔、延慶、密雲・房山、昌平山区の各地域を
通過する1本の環状ルートとなり、生態保護発展区・県の全交通環状道路に繋がることとなる。「7放射路」は
北京市中心部と山岳部の7地区・県を結ぶ放射状ルートとなる。「マルチネットワーク」は各重点景勝区への
連絡ルート、郊外新興住宅地と重点鎮の連絡ルートなどとなる。

北京市発展改革委員会(発改委)の関連責任者によると、7区・県の山岳部を結ぶ「1環状路」は平谷の
金海湖を起点に、房山の張坊までを結ぶルート。道路の等級は郷級公路、および区・県公路が主となる。
一方の7区・県の山岳部と北京市中心部を結ぶ「7放射路」については、京包路の改造など、現有の高規格道路
および高速道路の完成後の着工が予定されている。関連部門は現在関係する建設法案の制定に着手しており、
来年にも各ルートの着工が見込まれている。

「人民網日本語版」 2008年09月26日