役員減ると意思決定は早くなるね。平取締役は
現場中心って感じだね。権限かなり委譲しないと意味はないとは思うけど。日産はスピード感ないね。
役員以下は決済権限もかなり限定的

役員にムダな人件費を掛けないで利益を出しているトヨタは、ムダに役員に対しての人件費を割いている日産とは大違いですね。
さすが章男社長。ダメと判断したら大ナタを振るって改革するんだな。ボンボン社長じゃないのがよく分かる


トヨタ、「執行役員」9人体制 7月から半分以下に 社長と経営担う

最終更新:6/30(火) 19:20
ロイター
6/30(火) 17:25配信

[東京 30日 ロイター] - トヨタ自動車<7203.T>は30日、豊田章男社長と22人からなる執行役員を半分以下の9人まで減らすと発表した。
7月1日付。新たな「執行役員」は、豊田社長と会社全体を俯瞰して経営全般に取り組む役職と再定義。
社長と密に連絡を取り合って実行部隊とうまく連携し、迅速な意思決定を図る。

新たな執行役員9人は、最高経営責任者(CEO)でブランディング担当の豊田社長のほか、ものづくりを担う河合満氏、
番頭役でリスク担当の小林耕士氏、プロジェクトなどを担う寺師茂樹、情報・セキュリティ・生産などを担当する友山茂樹氏、
最高財務責任者(CFO)の近健太氏、技術担当の前田昌彦氏、デジタル担当のジェームス・カフナー氏、総務・人事担当の桑田正規氏。

これまで一部の執行役員が兼務していた「プレジデント」「地域CEO」「本部長」といった役職は「幹部職」に一本化する。
幹部職は実行部隊のトップとして現場で即断即決する役割を担う。執行役員の職は外れるが、幹部職になっても待遇は変わらないという。

昨今の自動車産業は大手IT(情報技術)企業など他の業界からもプレーヤーが参入し、事業環境の変化のスピードが激しく、
各社とも柔軟な経営、迅速な意思決定が求められる。
こうした状況に対応するため、豊田社長はこれまで役員体制や人事制度を抜本的に改革。
2011年4月には取締役会の人数を27人から11人、現在は9人にまでスリム化。
20年4月には「副社長」のポストをなくし、執行役員に一本化するなどしてきた。 (白木真紀)