(続き)
加えて、日支の戌は風見鶏的な支であり、明らかな火旺の場合辛金は力を失い、丁火が力を持ちますし、時支の未も丁火が力を持ちます。
よって、結果的には
火水木火
火火火木
という命式となり、こちらも真従財格成立です。

今までの話をもう一度まとめますと、元来八字において蔵干というのは全て看る必要があるのですが、全てを「無条件で」採用するわけではない、という事です。
あくまでも、命式全体の力量および月支の季節を看て、蔵干の力量を考えなければなりません。

長文失礼致しました。