「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。

--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 193) ---
Most important is that Maat is the regulator of the Path of the Sun.
最も重要なことは、「『マアト女神』が『太陽の経路』の調節者である」ことである。

The Egyptian texts suggest that it is through Maat that the Sun subsists, for Ra
is said to "rest upon Maat," and to "live by Maat." (*173)
エジプト語の原文たちは、「ラー」が「マアトで休む」、そして「マアトで生きる」と言わ
れているので、「マアト」を通じて「太陽」が存続していることを示唆している。 (*173)

In our terms this means that the principles of The Path of JUSTICE maintain
Tiphareth.
我々の用語においては、これは、「正義」の「小径」の原則たちが、「ティファレト」を
維持することを意味する。
--- ここまで ---

ちなみに、(*173)はNOTES/注記の項で、
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 274) ---
173. Crowley, 777, 40.
173. クロウリー著、『777の書』、40ページ。
--- ここまで ---
とあります。
が、探してみたけど、そのような記述がありませんでしたので、未確認です。

とりあえず、古代エジプトの太陽神「ラー」と、真実の女神「マアト」の関係性は、
「生命の木」における「ティファレト」と「11:正義」の小径の関係性に相似していると
いうことですよね。
ちなみに、「マアト」は「ラー」の娘という扱いですので、成人した独身の娘に導かれて、
一日一回、天空の散歩道を介護されて歩く老父の姿を想像してしまうのですが、そもそも
「ティファレト」は「王子」扱いとなっていますので、どちらかというと、老父ではなくて
ヒモとしての扱いになるということで、いいんでしょうかね。←絶対に違うww