そして近くにあった教会へ行って支援を求め、そこに嫁がいたという次第です。嫁と牧師が一緒に母親を説得したが、全く聞き入れてくれず、ドアを開ける事なく「宗教に洗脳されたのね」と追い返されたそうです。
牧師は独身男性で、どうしても必要であれば部屋は空いているが、果たして住まわせてもいいものかと思案した結果、嫁がうちで預かると言ったそうです。
自分は一緒に母親を説得に行った事も聞いていなかったし、急な事でびっくりしたので、説明を聞いている間も終わった後も、何もうちで面倒見なくても警察に連れて行けばいいじゃないかと言ったが、聞き入れてもらえず、
「この子のお母様には自立できるまでうちでお預かりさせていただく旨を伝え、うちの住所、連絡先、名刺をお渡ししていて許可も得ている。誰しも辛い時があるし助け合いたい」と言われ結局一緒に住むことになりました。
その子は障害と言っても知的なものと、半身の痺れ?(調子がいい時は問題ないが、調子が悪い時は箸を持つ事もできない様子)です。
嫁は平日でも午後出勤や午前のみの日もあり、その日は女の子と職安や福祉施設へ行って仕事を探しているようです。

前置きが長くなり申し訳ありません
現在1週間ですが、正直見知らぬ障害者持ちの女の子と一緒に暮らすのは非常に辛いです。
女の子自体は少し暗いなという感じですが、悪い印象はありません。しかし、知的な障害という事でいちいち説明しないと理解せず、説明してもわからないという事が多々あります
(テレビの音量は12だからね、あまり近づいて見ちゃダメだよ、などと説明しても、勝手に音量を下げたりしているしそもそも24歳にこんなことを説明しなければいけない事がイライラ)

なので、昨日
「もう1週間になるが、全く出ていく気配がない。赤の他人を養う義理もない。辛い時に支え合わなければというならば、この状況は私が辛いので、明日には女の子にどこかへ引っ越してもらってほしい。親元へ返すのが1番だと思う。」と伝えました
嫁はその時、じっと聞いていましたが、「うん」とだけ呟いて寝室へ行き眠ってしまいました